辛いかって?
全然♪(^^)
たしかに体はキツいです。
節々が痛いですが全然辛くありません。
一人で厨房で過ごす時間は、アタシにとっては大切な時間なんです。
邪魔されずに研究したり、考えたり。
料理以外のことも考えますよ。
自分の中でどーしても分からないことや知りたいことが山ほどあります。
アタシは他人様の意見や常識を素直に飲み込めません。
昔からそうです。
だから遠回りしないと結論に達しないの。
でもね、他人様から得た情報をどれ程記憶しても意味がないと思うんです。
勉強がいくらできても、テストで高い点数を稼いでも意味がない。
だってアタシの目の前にある現実はアタシにしか分からないことです。
だから自分で経験して考えるの。
遠回りかも知れませんが、それが一番確実なやり方だと思います。
一番危険なことは他人の情報を鵜呑みにすること。
目の前にある事実は紛れもない真実。
それは常に変化するし、過去のデータはあてにならない。
みんな環境も違うしね。
料理はライブです。
常に一発勝負。
だから何度も何度も考えるし試します。
今日の正解は明日の正解と限りません。
アタシの目的は、目の前のお客様の笑顔です。
ムマイ!と言わせたら勝ち。
勝負はそれだけ。
芸人に上手も下手もなかりけり
行く先々の水に合わねば…
若い人達が社会に出て、一番先に出くわすのが『管理される』ってことだと思います。
会社に入れば細かな決め事やルールでがんじからめになります。
組織を運営するために経営者はスタッフを管理しようとします。
仕事の意味も何もかも分からない人を働かせるには管理しかないと考えるから。
確かに一理ありますな。
我々料理の世界も変わってきました。
嫌な世の中だけれど仕方がないのかねぇ…。
本当は一番最初に教えるべきは…やめよう。
また叱られる(笑)
本来はガキの頃に身に付けなければならない基本的な部分が欠如したまま社会にほっぽり出されるからね。
ろくなトレーニングもしないで荒海で泳ぐようなものだもの。
㍉だわな。
以前にも書いたけれど、リーダーってのはチームのエースじゃなきゃならないと思うんです。
常に先頭を走り、一番苦しくてキツい場所をやらないとリーダーじゃない。
いく千の能書きやマニュアルやルールよりもテメーがやってみせるのが一番早いし分かりやすい。
なぜそれが出来ないのか?
ヤパシ社会構造そのものが病んでいると一人考える飯屋のヲヤジです、ハイ。