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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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日々の糧

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横浜の本営より通達があってね。
『コンビニノサバミソヲショクスベシ』
ってなワケで早速試してガッテン♪

ジャジャーン♪

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フムフム。
なるへそね。
悪くないなと♪
これで180円台なら安いんじゃね?
経済的だわな。
スービット(真空パック)の利点を生かしてますな。

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さて、よく聞かれる質問なんだけんど。
『フランス料理はやめたの?』
『ヤパシフランス料理な商売的に厳しいの?』

なるへそね。
どーも言葉が足らんかったようで、ってか別に説明の必要は無いんだけれど(笑)

アタシが『日本人はゴハンから離れられない』と言ったのは意味が違います。
日本人はゴハンから離れちゃいけませんっつー意味でございます。

以前から申してますように、アタシはお客様に『日々の糧』としての食事を提供したかったの。
それをフランス料理で具現化出来ないか?と長い間模索しておりました。
ソーセージやハム等のシャルキュトリ然り、カスレやコッコバン等の煮込み料理然り、カリッとジューシーに焼き上げたステーキに赤ワインビネガーをキュッと効かせたのもムマイよね♪
パテやロティ、ポトフーもそうです。
クネルだってそうだね。
全てはお総菜であり、決して特別な料理、所謂ガストロノミーとは違う料理であります。
正しく丁寧に心を込めて作るお総菜は、それが例えフランス料理であっても日本人の味覚にはムマイと思うし、心が豊かになりなおかつ健康的であることは承知しております。
誰よりもね♪(^^)
ただし、あくまでも我々は日本人。
狩猟民俗と農耕民俗の違い。
ねずさん(笑)的に言えば『ウシハク』と『シラス』の違いは必ずありますよ、ってかシラスとウシハクがよく分からんけど。
でね、どれ程ムマイフランス料理でも、例えそれが普段のお総菜であっても、日本人にとっては特別な料理にしかならないと。
確かに毎日は食いたくねーぞ(笑)
値段を無理にでも安くしたらどうなのか?
それも限界があるし、ヤパシ毎日は嫌だよね、普通の日本人ならば。
で数年前からある結論に達したわけ。
それが昔教えていただいた洋食だったの。
しかもフランス料理の技術を生かせるし。

要は回数の問題よ。
月に1度ならばフランス料理で良かったの。
でも毎週、毎日、日々の糧としての食事を提供したいならばフランス料理には無理がある。
それだけの話。
モツロンフランスのお総菜だってムマイよ。
だから食べたいお客様の為に常に数品のフランス料理も作っているわけ。
値段もそう。
三千円、五千円を毎日の食事に使えるかい?

でも千円だったら週に数回なら使えるよね。
また、料理に詳しくない普通のお客様だって利用してくださる。
みんなムマイ料理が食べたい!って気持ちは同じだもん♪

もしもアタシがフランスで商売をやるならば当然ながらフランス料理を作るよ。
だってお客様はフランス人だもの。

作る側も日本人。
食べる側も日本人。
んでしるぶぷれーって(笑)
特別な食事ならよいけれど、普段の食事では『フランスごっこ』にしかならないと思います。
ごっこは嫌なんです。
普段の食事だからこそ本物でありたい。
日本人の食卓を提供したかった。

洋食屋にしてから長い間無理をしていたもの、違和感が完全に無くなりました。
でね、自分で言うのもなんだけれどフランス料理が更にムマく作れるようになりました。
実感してます。
なぜならば無理をしていないから。
素直に自分がムマイと感じる料理を作っているからだと思います。
お客様の喜びかたでも分かるもん♪



ってなワケで、決してフランス料理を否定しているわけじゃないことを宣言しますよ。
フランス料理はヤパシ特別な食事で良いと思います。











今週は常連さんが来ないなぁ…(-.-)

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電話くれたら席を用意しますよ♪(^^)
待ってます♪






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