埋まらない溝

フランスParisで残念な事件が起きました。
被害者に対して心よりお悔やみ申し上げる…。

この『被害者』とは、たんに今回のテロで亡くなったり傷付いた方々の意味でございます。
事件そのものの背景は複雑で、単純に加害者、被害者、もしくは善悪を語ることは出来ません。
ただし、いかなる理由があろうとも暴力やテロ行為は許されない。



我々日本とは全く違う歴史を歩んでいるヨーロッパやアラブの国々。
長い歴史の中で様々な確執があったんだと思われます。
フランス等西欧の国々は力による領土の拡大を図ってきた。
力の無い国々は、悲しくて辛い歴史があるわけで。
辛酸を舐めさせられてきたと思われます。
しかも西欧のやり方は完全な『支配』です。
支配された側の人間は奴隷だもの。
『もう僕たちは変わったから！これからは仲良くしようぜ！』
そうは簡単にはいかないと思われます。
人の心は単純ではない。


民族は大きく二つに別けられる。
狩猟民俗。
農耕民俗。
作り出したり生み出したりしない民俗は、種族を残すため、生き抜く為には『搾取』以外に方法はありません。
力による支配を続けてきた報いが少しずつ少しず『報復』とゆう形で表れて来たような気がしますな。


国を護るため、生き抜くためには『血の犠牲』が必要である。

悲しいけれど、この考え方が世界共通の認識であるのは間違いない。
人間ってぇのはつくづく愚かで『出来損ないの生物』だと思います。



長い歴史の中、世界のバランスは大きく変化してきたわけでして。
かつて世界を支配したローマ帝国。
チンギス・ハーン率いるモンゴル。
今はどーでしょうか？

力による支配は続かない。
歴史が教えてくれます。
ヨーロッパの繁栄に陰が見えてきました。


国どうしの喧嘩が戦争です。
喧嘩には必ず理由があります。
問題なのは、どちらにも正義があるとゆうこと。
難しいですな。


日本には『うかつあやまり』とゆう考え方があります。
自分から先に謝っちゃう。
水をかけられたら、被害を受けたほうから謝っちゃう。
悪い悪い♪
俺の方がうかつだったよ♪
喧嘩になりません。
江戸とゆう小さな都市で沢山の人が生きてゆけば争い事は必ず出てくる。
それを防ぐための知恵。
マナー。
昔の日本人から学ぶことが沢山ある。


どーでしょう。
保障とかさ。
賠償とかさ。
んなものは無しにして、みんなで『俺が悪かった！すまん！』って言っちゃえば良いのにねぇ。
日本には『水に流す』文化もあります。
相手が詫びたらおしまい。
未来思考で仲良く助け合いましょう♪ってゆう考え方。


まあ、無理だよね。
戦後の日本がどれ程『うかつあやまり』をしてきたか。
恐ろしいほどの金額を賠償してきたか。
勝てば官軍。
それが世界の常識だもの。


狩猟民俗は『無くなるまで獲り続ける』からね。

テロを完全に防ぐのは無理だとわかりました。
ってか、わかってたけれど。
主導権はテロリストにある。
これからも被害は増えるでしょう。
命懸けの奴等には勝てないんですよ。
日本だって他人事じゃない。


話し合いを！
とにかく話し合いを！
それでも解決しなければ覚悟が必要ですな。

力無き正義は無なり。












お子様ホルモンプレート♪