ビフテキ

本日日曜日。
朝から仕事でございます。

昨日も沢山のご来店に感謝。
クリームシチューが好評でした。
今回の作り方を定番にしようか？
ウィリアム君も喜んでたし(笑)

『ビフテキ』
昭和世代の我々にとって、最もゴージャスを感じさせるフレーズの１つかと(笑)
ガキの頃、ビフテキなんて食わせてもらった記憶がない。
テレビで西部劇を観るのが好きだった。
カウボーイ達が不味そうな肉の塊をムシャムシャ食っているのを見てガッカリしたもんです。
あんなもんﾑﾏｲのか？みたいな。
『世界料理ショー』なる番組でローストビーフを初めて見た時には感動した。
母親にローストビーフをねだったら『食ったこともない！』と、けんもほろろに返されました。

ビフテキ！
なんて豪華なフレーズだろう🎵
山の手だ！
都営住宅と呼ばれる『平長屋』に暮らす我々のような庶民には許されない食べ物なんだ…。
金持ちだけが許される高貴な料理。
ビフテキ♪
奥様は魔女のダーリンがサマンサと一緒にレストランで食べていたのもビフテキだった。
俺もいつの日かビフテキを腹一杯食ってやる！

んな気持ちにさせてくれる料理。
西洋への憧れ。
今は簡単に誰でも食べれちゃうもんね。
時代は変わりました。

今回はアンガス牛のチャックアイロールを仕入れました。
牛肉は国によって解体が違うんです。
日本だとサーロインやヒレ、リブロース、肩ロースとシンプルに分けますがアメリカ、オーストラリア、フランス等ではもっと細かい部位に分けられます。
チャックアイロール、オーストラリアだとチャックロール。
リブロースより首に近い部位でして。
リブロースより動きのある筋肉ですから少し硬めですが、実は旨味も強いのです、ってかマヂで。
ビフテキにしてもﾑﾏｲ！

良い状態の肉です。
かなり安く仕入れができましたので、明日からご提供いたします。
『マーシュ亭ビフテキ祭り』です。
アンガスのステーキだと、普通はチャックアイロールでも300グラムで三千円ぐらいはとられます。
今回は千円台でご提供出来ると思われます。
1600円ぐらいかな？
250～300グラムのビフテキ。
今日試作してからソース等も考えます。
明日報告いたします。

肉好きさん、集合っ！

チャックベリーのロックンロール。
『チャックロール』