何かを毎日やっていると、ひょんな事がきっかけで新しい答えややり方が見つかる時がある。
ほんの少し変えるだけで、結果が劇的に良くなったり。
そんな事は滅多にないけれどね。
ここ最近はそんな事が多いんです。
『なんだ!こんな簡単なことだったのか!』
毎日毎日何十年も続けていて、試行錯誤しても分からなかったことが、ある日ヒョイと見つかったり。
その瞬間の何とも言えぬ気分は堪りません。
同時に『なんでこんなに簡単なことが分からなかったのか…』と情けなくなったりもします。
遠回りばかりしておりますな。
料理だけではないと思いますが、他人から教えてもらったり、本で調べたり、今はインターネット等でも簡単に答えが見つかります。
それは悪いことではないけれど、物作りを生業としている人は出来る限り自分で考えて見つけた方が良いと思います。
時間をかけて遠回りをした、その経験が自分だけの『個性』になると思うから。
分かったようで実は全く理解していなかった!なんて事は沢山あります。
レストランや料理屋なんて世の中には嫌になるほど沢山ある。
で、何処に行ってもそれなりの料理は食べられます。
でも面白くない。
みんな大して変わらんから。
ムマイですよ。
そりゃムマイですよ。
でもそれなりなんです。
みんな同じような本を読んで、同じような情報を得て、同じような食材を使い、同じような調理をしますから当たり前なんですけれどね。
後付けで屁理屈並べても、盛り付けを変えても食べりゃわかります。
たぶんお客様達も気が付いている。
ある一定の『型』とゆうかボーダーとゆうか、ルールは大切だけれどもあまりにもみんな同じ過ぎるのも如何なものか?
かと言えば、無茶苦茶な事をやって『オリジナル』だの『個性』だの言っている方々も少なくない。
個性とは見た目の事ではないんだと気が付いたのは数年前ぐらいからです。
個性は出そうと思って出るもんじゃない。
それは『わざとらしさ』しか出てこないから。
毎日毎日、長い間やってきて滲み出てくるのが個性だと思います。
年配者の顔のシワと言いますか。
何とも言えぬ味わい。
生き抜いてきた証みたいな。
化粧で誤魔化した顔とは違う、その人の人生そのものであるわけでして。
そーゆーのに心を打たれます。
だから物作りを生業としている職人は簡単に答えを見つけなくて良いんだとも思うようになりましたね。
遠回りかも知れないけれど。
また恵まれた環境で安全な仕事を安心してやり続けても分からない事が沢山ある。
切羽詰まって、追い詰められて、もがき苦しんでいる時に答えが見つかったりします。
必死ですからね。
そーゆー経験が個性になるのではなかろうか?
そして、その個性を多く持っている人の所にお客様は集まるんだと思います。
メディア等に頼らずとも、いつの間にか『本当のお客様』が増えてくる。
そーゆー店は強いと思います。
流されない。
長年やり続けていることを変えるのは勇気がいる。
それが例え些細な事であっても、なかなかその一歩が踏み出せない。
仕事は毎日流れていますからね。
小さな変化でも大きなパワーや勇気が必要になります。
でも思いきって一歩を踏み出した時に、それが良い方向に変化した時の感激。
そーゆー事があるから仕事は楽しいんです。
明日はディナーから営業いたします。
ほんの少し変えるだけで、結果が劇的に良くなったり。
そんな事は滅多にないけれどね。
ここ最近はそんな事が多いんです。
『なんだ!こんな簡単なことだったのか!』
毎日毎日何十年も続けていて、試行錯誤しても分からなかったことが、ある日ヒョイと見つかったり。
その瞬間の何とも言えぬ気分は堪りません。
同時に『なんでこんなに簡単なことが分からなかったのか…』と情けなくなったりもします。
遠回りばかりしておりますな。
料理だけではないと思いますが、他人から教えてもらったり、本で調べたり、今はインターネット等でも簡単に答えが見つかります。
それは悪いことではないけれど、物作りを生業としている人は出来る限り自分で考えて見つけた方が良いと思います。
時間をかけて遠回りをした、その経験が自分だけの『個性』になると思うから。
分かったようで実は全く理解していなかった!なんて事は沢山あります。
レストランや料理屋なんて世の中には嫌になるほど沢山ある。
で、何処に行ってもそれなりの料理は食べられます。
でも面白くない。
みんな大して変わらんから。
ムマイですよ。
そりゃムマイですよ。
でもそれなりなんです。
みんな同じような本を読んで、同じような情報を得て、同じような食材を使い、同じような調理をしますから当たり前なんですけれどね。
後付けで屁理屈並べても、盛り付けを変えても食べりゃわかります。
たぶんお客様達も気が付いている。
ある一定の『型』とゆうかボーダーとゆうか、ルールは大切だけれどもあまりにもみんな同じ過ぎるのも如何なものか?
かと言えば、無茶苦茶な事をやって『オリジナル』だの『個性』だの言っている方々も少なくない。
個性とは見た目の事ではないんだと気が付いたのは数年前ぐらいからです。
個性は出そうと思って出るもんじゃない。
それは『わざとらしさ』しか出てこないから。
毎日毎日、長い間やってきて滲み出てくるのが個性だと思います。
年配者の顔のシワと言いますか。
何とも言えぬ味わい。
生き抜いてきた証みたいな。
化粧で誤魔化した顔とは違う、その人の人生そのものであるわけでして。
そーゆーのに心を打たれます。
だから物作りを生業としている職人は簡単に答えを見つけなくて良いんだとも思うようになりましたね。
遠回りかも知れないけれど。
また恵まれた環境で安全な仕事を安心してやり続けても分からない事が沢山ある。
切羽詰まって、追い詰められて、もがき苦しんでいる時に答えが見つかったりします。
必死ですからね。
そーゆー経験が個性になるのではなかろうか?
そして、その個性を多く持っている人の所にお客様は集まるんだと思います。
メディア等に頼らずとも、いつの間にか『本当のお客様』が増えてくる。
そーゆー店は強いと思います。
流されない。
長年やり続けていることを変えるのは勇気がいる。
それが例え些細な事であっても、なかなかその一歩が踏み出せない。
仕事は毎日流れていますからね。
小さな変化でも大きなパワーや勇気が必要になります。
でも思いきって一歩を踏み出した時に、それが良い方向に変化した時の感激。
そーゆー事があるから仕事は楽しいんです。
明日はディナーから営業いたします。