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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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ラーメンとか。

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日曜日でございます。
昨夜は少々ハゲしいディナーでございました。
疲れぎみですが、本日も朝からシコシコやっております。

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今日は、とあるお寺で若い職人さん達がラーメンのコラボをやっておるようです。
ランニングのついでに様子を見てきました。
開店前でしたが沢山のお客様が並んでおりましたね。

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お寺の厨房とは思えません(笑)

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麺とスープの味見をしてきました。
さすがに食べる時間はなかった。
残念。


僕もそうでしたが、若い頃って料理を『理屈』で語っちゃうの。
理論的に追究するんです。
そこまでは正しい。
でも、それを食べる側にも押し付けてしまう場合が多いです。
ってか、殆ど全ての職人がそう。

我々の仕事は理論=満足感にはなりません。
数字では表せない。
人間の生理ってぇのは、理屈や理論ではコントロール出来ないものです。
これが歯痒いし、苦しいし、真面目な職人さんならば尚更悔しい時もある。
料理ほど『不本意』なものは少ないと思う。

また人間の記憶ぐらいいい加減なものはありません。
料理を簡単に語る人達が如何に無責任であるか?

正しいか?正しくないか?を追究するのは尊いことですが、それをお客様に求めるのは間違い。
正しさが評価には繋がらないからです。
もしも料理を『儲けるためのツール』と考えているならば、正しさを求めるのは意味がない。

それでも自分の仕事や正しさを追究する職人は本物だと思う。

お客様は職人の理屈や理論に木戸銭を払うわけじゃない。
『ムマイ飯を喰いたい』
それだけ。
そして、そのムマイは人によって全く違う。
気分でも変わるしね。


とどのつまり、我々はテメエの信念で仕事をするしかない。
で、それを良しとするお客様が食べに来れば良いだけ。


ムマイは生理。
理屈じゃない。


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今の人達は『情報』から入るでしょ?
情報に金を出すの。
情報を食べるの。
飯はさ、考えるんじゃなくて『感じる』方が楽しいしムマイと思うよ。

料理は『記憶』や『記録』するもんじゃないと思う。
その瞬間を感じて『思い出』にするもの。
思い出は楽しい方が良いね(笑)



Don't think!
Feel!

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