日常

おはよーございます🐧
昨日から冷え込んでいる札幌です。
路面はツルツル。
皇帝ペンギンみたいなｦｼﾞｻﾝが沢山歩いております。

クリスマスも終わりますと、暫くはレストランも落ち着いた雰囲気になります。
マーシュ亭も毎日沢山のお客様がご来店されますが、クリスマスシーズンと違い普通のお客様と言いますか、仕事帰りに『晩飯を食べに』寄って下さる方々でが多いです。
個人的には有り難いですね。
浮わついてない。
地に足が着いた感じと言いますか…。

レストランには二通りありまして。
特別な食事を楽しみに行く店。
日常の安らぎを求めに行く店。
当然ながら当店は後者になります。
どんな仕事もそうであると思いますが、仕事ってぇのは必ずや誰かからの評価を受けるワケでございます。
昔、若い頃に死ぬほど憧れた『赤い表紙のガイドブック』があります。
もうね、夢のようなレストランが沢山載っておりました。
Beatlesやプレスリーみたいなものです。
絶対に手の届かない『夢』が詰まったガイドブックでした。
誰もが憧れた。
そして、その本に載るのは『神様から選ばれた特別なシェフ達』だと思っておりました…。

ジョン・レノンやポール・マッカートニーは特別な人であるべきなんだと思います。
いつまでも夢であって欲しいです。

世の中の仕組みや『大人の事情』で本来の目的から路線変更してしまった物が沢山ありますな。
ﾁｮｯﾋﾟﾘ悲しくなります。


評価を受けるのはやぶさかではありません。
でも、それによって本来の自分の目的や歩くべき道。
身の丈を忘れてはならないとつくづく感じます。
世の潮流に流されない生き方をしたいなぁと感じます。

『親父！いるかい？』

そーやって寒い中足を運んで下さるお客様に、温かい『いつもの飯』を作るのが私の仕事です。
そして、その仕事はけっして簡単ではないことを実感しております。

本日もﾑﾏｲ飯を作ります🎵