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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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内助の功

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おはよーございます☀
連休をいただいております。
今朝は4時に目が覚めてしまい、起きたついでに仕込みを始めてしまいました。
朝5時からシコシコやっております。

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昨日は久しぶりに友人達とランチを楽しみました。
みんな良い感じに『大人』になっております(笑)
十年一昔。
よく言ったものですな。
ただ話の内容が『尿漏れ』だの『老後の孤独死』だの悲しい内容ばかりです、ってか大人だから。

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さて、1年の始りでございます。
今年も何とか生き残るために必死で頑張らねばなりません。
レストラン業界もね。
本当に大変でございますダですよ、奥様。
最近は死語になりつつありますが『内助の功』とゆう言葉がございますな。
家庭内における奥様の働きや『助け』のことを言うそうでございます。
落語に『替わり目』とゆう噺がございます。
古今亭志ん生の『替わり目』が好きですな。
普段は文句ばかり言ってる奥様。
でも内心は感謝もしているし惚れてもいる。
江戸っ子はテレ屋ですから素直に言えない。
皆様ご存じの『芝浜』等、落語には『内助の功』の演目が多いですな。
年を重ねていきますと気がつけば古女房と二人きりになっていたなんて話をよく聞いたりします。
落語は庶民の生活を題材にしていますから自然に夫婦の話が増えたのかも知れません。

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独立したシェフの中には奥様と二人で開業する方も少なくない。
他人を雇うより夫婦二人でやった方が良い部分も沢山あります。
モツロンスタッフを雇って仕事をした方が良い部分もありますし、どちらが良いとは言い切れません。

ただね、奥様と二人でレストランをやるのは大変ですよ!
モツロン奥様がね。
亭主なんざ好き勝手やっておるだけですからね。
テメエで勝手に始めたんだから仕方がない。
苦労なんて言ったらバチがあたる。
でも奥様はそうじゃない場合が多いです。

東京四谷にある老舗レストランのシェフの話を聞いたことがあります。
オープンした数年間、レストランは閑古鳥。
毎日どーやって食っていくか悩んでおったそうです。
スタッフは雇えないからサービスは奥様一人。
ある日、ディナーに来店されたお客様が誕生日だったそうで。
食後のデザートの時、ホールで独り『ハッピーバースデー』を大きな声で歌っていた奥様を見て厨房で泣いたそうです。
こーゆー話は泣けますな、ガチで。

夫婦ではなくとも、厨房とホールを二人きりでキリモリする店も多いです。
うちもそうですが(笑)
シェフと違い、サービスをしている人は大変ですよ。
誉められるのはシェフばかり。
謝るのはサービスの人。
形に残らない仕事ですからね。
本当に感謝です。

うちのyo‐ko様もね。
一生懸命にやって下さいます。
モツロン仕事ですから当たり前かも知れません。
でも仕事以外の時にも『自分を消して』くれるのが有り難いです。
こんな下らないヲヤジの『面子』を守るために必死で気配りや意地を見せてくれます。
恥をかかせない!
その気持ちが痛いほどに伝わります。


これも内助の功ではなかろうか?
感謝しておりますダですよ、マヂで。
だからね、何かしら恩返しをしたいのですがね。
まだまだ頑張らねばいかんです、ハイ。

ってなワケで、今日もガッツリ仕込んで明日からムマイ飯を作ります🎵
皆様のご来店お待ちしております❤

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でも、もう少し優しい言葉をかけてくれたら嬉しいなぁ🎵
『臭い!』
『あっち行けっ!』
『お前がやれっ!』

この3つぐらいしか言ってくれません。


でも感謝しております。
本当です。


感謝!

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