伝説のブーランジェ!
その昔、澄川に『アンシャンテ』とゆう名のブーランジェリー(パン屋)がありました。
彼の焼き上げる見事なパンの数々は札幌市民の中では伝説となっておりました。
その店主が諸事情から店を閉めて数年。
この度フレンチシェフとコンビを組んでの復活でございます。
大通東三丁目。
マーシュ亭から歩いて10秒の場所でございます。
又の名をハンサム通り。
店名は『ア・トン・コテA Ton Cote』
※『‘』とか『∧』とか、打ち方がわかりませんm(_ _)m
パン屋、カフェ、ブラッスリーが併設した店でございます。
沢山の著名人及び関係者が集まっておりました。
私は完全に場違いです、マヂで。
偉い人達を見ると緊張するのです。
とにかく『愛想笑い』と『お辞儀』しか出来ません。
外国に行った日本人みたいです。
どこから見ても土建屋の大将にしか見えません。
昔の工事現場にはパンチパーマにニッカボッカ、ナゼか上着は高級ジャケットを着てロレックスをハメた現場監督がいたもんです。
わけのわからんブレスレット、蛇の指輪(オニキスの目玉入り)、般若のネクタイか金のチェーンネックレス。
ベンツ(ディーゼル)に乗っている方が多かった。
オーナーは東区の人気フレンチレストラン『プルコア・パ』の久保田シェフ。
今回のブーランジェリー開店と同時にレストランも移転でございます。
イヤね、仕事がら色々なレストランを見てきましたがこれ程手の込んだレストランを見るのは久しぶりです。
個人でここまでやる人を見たことがありません、ガチで。
お客様に心から楽しんで欲しい!
そんな気持ちがビッシビシ伝わります。
彼の本気度を感じました。
もうね、スゴ過ぎてタメ息しかでません。
化粧室はオートです。
殿方用、御婦人用、どちらも勝手に照明が点きます。
殿方用は扉を開けると便座が勝手に開くのです。
ビックリしました。
ペリーの黒船に乗り込んだ吉田松陰はこんな気持ちだったのか?知らんけど。
なんだか怖くて用をたさずに我慢しました。
新しい機械。
使い方は全く分かりません。
スーシェフの鈴木君(独身)に質問島倉千代子しました。
困った顔の鈴木君(チョンガー)。
アメリカの大砲を見た坂本龍馬はこんな気持ちだったのか?知らんけど。
カフェの設えも素晴らしいです。
パリのカフェ、ブラッスリーに居る気持ちになります。
ジャン・ギャバンがジタンを吸っていたら似合うと思われます。
イヴ・モンタンにギャルソンをしていただきたい。
カトリーヌ・ドヌゥーブやソフィマルソーが似合うと思われます。
麗しのサブリナ🎵
オードリ・ヘップバーンではありません。
『カマちゃん』です。
なんだか自分がハンフリー・ボガードになった気分になります。
うちのお客様にも質問されます。
『あそこは何ができるんだい?』
『フレンチレストランとパン屋さんです』
『へぇ!パン屋かい!なんて名前?』
『プルコア・パです』
『ん?ぷるこわパン?』
『いえ!プルコア・パです。パン屋はトン・コテと言います』
『ん?トン子亭?』
『いえ!違います!うちはマーシュ亭ですが、あちらはトン・コテでございます』
『・・・』
『・・・』
ちょっと覚えづらい店名かと思われます。
店名のトン・コテは味方とか『側に』とゆう意味です。
Je suis de ton cote.
ジュ・スゥイ・ド・トン・コテ
あなたの味方ですよ❤
てな意味になります。
トン・コテはあなたの味方。
正義の味方です。
愛と勇気だけが友達さ!
ってなワケで、マーシュ亭と共に創成川イーストの平和を守るトン・コテです。
ブーランジェリー、カフェ、ブラッスリー『ア・トン・コテ』
4月27日オープン
フレンチレストラン『ル・プルコア・パ…』
4月29日オープン
素晴らしい店がオープンします。
楽しみですね❤
マーシュ亭も『昭和の下町食堂』として頑張ります🎵
明日は何を作ろうかなぁ❤