肉を焼く。
この最も古典的で、シンプルで、ビュアで、デリケートで、難しい仕事が料理人の腕の見せどころだと思う。
仔羊をタイムやニンニクの香りを移しながらジックリと焼いていく。
モツロン他の料理の注文もガンガン入ってくる。
集中力を切らせないよう、焦らず慎重に焼いていく。
それは鴨も分厚い豚肉も、ホロホロ鳥も、牛肉も同じ。
仔羊が焼き上がった時のあの何とも言えぬ香り。
こればかりは食卓に運べない。
コックだけが楽しめる香り。
何十年やっても緊張するのが肉燒き。
環境はみんな違う。
状況は毎日違う。
でも結果は同じにしなければならない。
毎回震えます。
だからやってこれたのかな?
本日はお休みです。
明日からまた宜しくお願いいたしますm(_ _)m