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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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ムマイ♥️

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おはよーございます!
今朝は冷え込みましたねぇ。
ランニングしている手が寒さで痺れました。
もうすぐ雪の季節です。

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洋食屋のオヤジになって4年半。
最初の頃は抵抗もありました。
要領がまったく分からなかった。
洋食をナメてましたね。
フレンチに比べたら簡単だと思ってました。
正直に言いまして『少し気楽に』料理をやりたかった。
フレンチをやっている時の、いつも周囲の雑音や評価、同業者の視線を気にしている『あの感覚』に嫌気がさしておりました。
『洋食屋でもやりながら楽しく料理をしよう!』


完全に間違っておりました(笑)
これほど大変だとは思わなかったもん。

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昔はお客様や周囲から『誉められるため』に料理を作っておりました。
『スゴいね!』と言われたかったんだと思います。
技術や知識を前面に出そうとしておりました。
大した技術も無いくせに。
フレンチやイタリアンをやるならば、そーゆー部分も必要です。
評論家やグルメ雑誌に気に入られたい。
能書きの大好きなお客をターゲットにしなければならないし。
数少ないお客様の取り合い。
フレンチもイタリアンも『その気にさせる』のが大事なんです。
フランスの雰囲気。
イタリー気分。
お客様をその気にさせる。
いわゆるファンタジーの世界です。
その為には色々と工夫も必要だし、先ずは自分たちがその気にならないと伝わらない。
『普段とは違う雰囲気』を醸し出す必要がある。
料理も設えも。

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日本人が作り、日本人が食べる。
東京あたりなら外国人も少なくないけれど、それでも大半は日本人です。
だからこそ、より高い技術で作らねば本物には敵わない。
大変だと思われます。
僕の知る限り、日本人のシェフ達の技術は素晴らしいと思います。
志しも高い。
札幌にも素晴らしいシェフが沢山います。

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でも僕の店は違います。
洋食。
日本人の為の料理です。
普段の飯。
日常の料理。
料理が変わっただけじゃなく僕自信が変わりましたね。
僕の目的はお客様から『ムマイ♥️』と言ってもらうこと。
喜んでくれるなら何でも作りたい。
技術が無いから無理だけど、本当
は何でも作ってあげたい。
スゴくなくて良いのです。
誉めらなくて良いのです。
ムマイ♥️だけで良いのです。
それ以外の能書きは要りません。
普通の方々に食べてもらいたかった。
だって普通の方々の方が圧倒的に多いのだから。

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ってなわけで、寒くなってきました。
毎日沢山のご来店に感謝m(_ _)m
皆様健康には注意してくださいませ。
本日もご安全に!



手をあげて横断歩道を渡りましょう🎵

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