おはよーございます!
良い天気の札幌です。
昨日お知らせしたように、本日ヨーコ様が病院に行く日でございます。
ランチはお休みいたします。
料理には二種類ありまして。
素材の味わいをストレートに打ち出す料理。
ステーキやロティ。
魚のポアレやムニエル。
洋食屋だとカツレツとかもそう。
これらは素材の良さが全てです。
もちろん正しく火入れする技術や下拵え、タイミングも大事ですが、やはり食材で決まります。
もう1つはじっくり時間をかけて作り込んでゆく料理。
パテやテリーヌ、ムース。
各種のシャルキュトリ。
洋食だとカレーライスやシチューもそうです。
作業効率も大事ですからね。
作り込んでゆく料理は仕込みに手間がかかりますがサービスの時間帯には素早く提供できる料理でもある。
だから前菜なんかには多いです。
オーダーが入ってからアラミニッツで焼き上げてゆく料理は下拵えはそれほど難しくないですがサービス時間は大変です。
ミスは許されないですからね。
作りたての美味しさを提供するわけです。
だからメインの料理に多い。
うちみたいな一品料理、定食屋は全てがメインですから(笑)やはりバランスを考えてメニューを作ります。
全てアラミニッツだったら死んじゃいますね。
一人で時間をかけてゆっくり仕込む料理。
出来上がった料理は自分の子供みたいな気になります。
早くお客様に食べてもらいたくて朝からワクワクします。
デザートやパン屋さんも同じような気持ちかもしれませんね。
アラミニッツの料理は緊張の料理。
毎日ドキドキ。
料理は『ワクワク』と『ドキドキ』の二種類なんです。
寒い冬になると母の手の温もりを思い出します。
小さな頃、学校から帰ると、台所から母が出てきて冷たくなった僕の頬を玉葱の香りがする暖かい手で包んでくれました。
『今日はクリームシチューだよ🎵』
懐かしいですね。
僕もそんな母のような気持ちで料理を作りたい。
故郷は遠きにありて思ふもの…
本日も宜しくお願いいたしますm(_ _)m
今夜は『ラムカツと粗挽きソーセージ』です。