ご慈悲…

何が食べたい！
などと、ご自分からけっして要望しないのが本当の貴婦人でございます。
yo‐ko様はご自分から所望しません。
ですから私が読み取るのです。
天気、気温、湿度、社会情勢、肌艶等を観察しyo‐ko様の気持ちを想像します。
常に緊張感を持って尽くすのが下僕の努めでございます。

本日のお食事はｺﾂﾗ♪















ナポリタン♪

美味しそうに召し上がるyo‐ko様。
ホッと一安心です。
ん？
私の食事？
滅相もない！
私のような下僕がyo‐ko様と食事をご一緒するなど考えられません、ﾊｲ。
でも大丈夫です。
海よりも深い愛情を持つyo‐ko様。
いつもホンの少しだけ私の為に残して下さいます。
顎を突きだして『食え！』と合図をして下さいます。
有り難き幸せ…。

慈悲深いyo‐ko様。
北の将軍様より慈悲深い。
私は幸せでございます。
ご慈悲にすがって生きております。

今夜もがんばります♪