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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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ウィンナーシュニッツェル

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フランス古典料理の1つに『ウィンナーシュニッツェル』なる料理がございます。
本来はオーストリアの料理。
名前からわかると思いますが。

薄く伸ばした仔牛のモモ肉に細かなパン粉をまぶして焼き上げます。
オーストリアではタップリのラードを使うとか。
フランス料理ではバターを使います。
アタシが昔教えていただいた時もバターでした。
カリッと揚げたポテト。
パスタや人参。
レモン、ケッパー、アンチョビを添えて提供していましたね。
専用の銀のプラターに盛り付けます。
本来はソースは添えませんが、うちの親父はソースポットにデミグラスを入れて出しておりました。
ギャルソンがお客様の前でかけるの。
仔牛が貴重でしたから、値段もけっこう高かった記憶がある。

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元となる料理は、イタリーの『コートレッタ・アッラ・ミラネーゼ』とゆう料理。
骨付きの仔牛ロースを叩き伸ばして、パン粉をまぶしてオリーブオイルで焼き上げます。
レモンを添えますが、トマトソースを添えるシェフもおりました。
ムマイ料理ですね。

昔、ある有名なイタリー人シェフと呑んだ時『コートレッタ・アッラ・ミラネーゼは骨付きの仔牛じゃなきゃダメ!日本人はみんなインチキばかり。』
と吠えておりました。
なるほどなぁと感心しておりましたが、ある日そのシェフの店にランチをしに行ったら豚ヒレのミラネーゼを出しておりました(笑)
『仔牛は高いからね🎵』
だそうです、ハイ。
まあ、イタリー人ですからね。
アバウトっちゅーか、適当っちゅーか。
言うことがコロコロ変わる奴が多い気がするよ。
仕事より女口説くのが大切な連中ですからね(笑)
昔一緒に働いていたイタリー人。
カップヌードルみたいなグニャグニャのスパゲッティーと、原型をとどめない程グチャグチャに茹でたブロッコリーのサラダが得意なナイスガイでした。
仕事も出来ないくせにバイトの女と遊んでばかりだったんで、泣くほどクンロク入れてやりました(笑)
あのバカ何をしているのかなぁ?
どうもイタリー人に良いイメージがないんよ。
あいつらと組んだから戦争に負けたんじゃないかと、けっこう真剣に考えております(笑)
あれじゃ戦争には勝てないわな。

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今夜のおすすめ料理
『豚ヒレ肉のウィンナーシュニッツェル』
1100円(税込)也。

柔らかい豚ヒレ肉に細かなパン粉をまぶして、バターで焼き上げます。
レモンの上にはゆで玉子、ケッパー、アンチョビを合わせたもの。
是非ドーゾ🎵

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