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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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フランス料理にならない食材

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豚ロースとアンディーブ

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えー、私は一応フランス料理を生業としている人間でございます。
当然のことながら様々な食材を料理するワケです、ハイ。
ただね、コイツだけはどーにもこーにもフランス料理にならねーなぁー…っつー食材がありまして。
ハイ、不本意ではあります。
力不足なのはわかっちょります。
でもねぇ…
























































デロリーン

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ハイ、そーだす!
『苦瓜』『ゴーヤ』でございます。
これは苦いっつーか『エグい』よね、ってかマヂで。

イヤね、何でも良いなら料理しますよ。
パスタだって、チャンプルだってさ。
ゴーヤのエグ味がダーイスキ♪っつー人もいるでしょう。
『ゴーヤを料理に使ってください!』ってんなら何でも出来ますよ。
キッシュやラタトゥーユも良いかもね。
わざわざゴーヤを使う意味はワカランけど。
でもさ
『ゴーヤの料理を作りなさい!』
となると考えちゃうよね。
しかも着地点がフレンチだとキビシイです、ってかホントに。

素材の味わいや特徴を引き出すのがフランス料理ならば、ゴーヤの特徴はエグ味だよね。
フーム…(-_-)

苦味やエグ味を抜くのは簡単です。
また、何か他の食材をぶつける方法もありますな。
ビネガーの酸味を利用するのは良いね。
また、動物性の脂、淡白質、強めの塩分も良い方法でしょう。
豚の内臓も良いね。
レバーと一緒に炒めて、ニンニクやエシャロットを加えて赤ワインビネガーでチャチャっとデグラッセして。
ただし、あくまでもゴーヤの料理ですからね。
ゴーヤの特徴を消したら意味がない。

ってか、ゴーヤは万人受けする食材か?
フランス人は食べるかね?
アタシャ、自分で金を出してまでは食べないなぁ…。

ゴーヤは手強いです、ハイ。

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