夢で逢えたら

『オープンするよ！』

ヨーコ様が黒板を外に出しながら叫ぶ。
店の外には既に何人ものお客様が並んでいる。
オープンと同時に店内は満席。
入りきれなかったお客様が並ぶ。
中には舌打ちしながら帰ってしまうお客様もいる。
申し訳ない。

メニューとお冷を出しながら、ヨーコ様がドンドン注文を訊きに回る。
厨房のダクトに、次々と伝票が張られてゆく。
小さな厨房。
少ない火口。
皿を並べるスペースも狭い。
オーブンもコンロもサラマンダーも全開。
厨房の温度が一気に上がる。
汗がダラダラ流れる。
カツを揚げて、肉を焼く。
オムライスもスパゲッティーも。
とにかくガンガン作っていかねば間に合わない。
考えている暇は無い。

暑さで下着まで汗が染みる。
目に汗が入る度にタオルで汗を拭く。

作っても作っても、次々にオーダーがやってくる。
容赦なくやってくる。
苦しくて息があがる。
ペットボトルのお茶がすぐに無くなる。
シンクには洗い物が山のように積まれてゆく。


ハッと目が覚める。
『夢か…』
寝汗でグッチョリ。
それにしても『リアル』な夢だった。
ってか、ほとんど現実と一緒。
夢でも働いてしまった…。

昔はお客様が誰も来ない悪夢をよく見た。
それに比べたら幸せな夢である。
そう。
幸せな夢なんだ。

今日も感謝して頑張ろう。

最近はコーンフレークを食べております。
けっこう好きなんです。
牛乳も毎日１リットル飲みます。
走った後でたんぱく質を補充したいから。

健康な体が武器。
体力なら負けない。
それしか無いですからね(笑)

スパカツカレーを作ってみました。
これはスゲー。
恐ろしい(笑)