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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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鶏肉のキエフ風カツレツ

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新鮮な鶏のササミを使ってカツレツを作りましょう。
中にはメートルドテルバターが詰めてあります。
ナイフを入れると香り高いバターが流れ出てきます♪


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鶏のササミはタタキでも食べられるぐらい新鮮なものを用意します。


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包丁を入れて開きます。
肉叩きで均一に伸ばし、両面にしっかりと塩、胡椒で味付けします。

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二枚を少し重ねて肉叩きでしっかりと接着します。
パセリ、レモン、エシャロット、塩、胡椒で作ったメートルドテルバターを乗せます。

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バターが流れ出てこないように四辺から包みます。
冷凍庫でしばらく休ませます。


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細かいパン粉を用意します。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけていきます。
しばらく冷凍庫で休ませます。


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190℃の油、出来ればラードで狐色に揚げます。
紙の上にあげて、余熱で火を通します。
新鮮なササミですからほんのりピンクで構いません。
気になるならば仕上げにオーブンで焼きます。


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付け合わせと一緒に皿に盛り付けます。
レモンやマスタードを添えても美味しいです。
トンカツソースも良いですね。


修行時代にランチでよく作らされた料理です。
懐かしい…。



お気づきの人もいると思われますが、何故この料理を作ったのか?
はい、そーです。
キエフ…ウクライナの料理ですね。

モツロン行ったことはありません。
亡くなった親父はこーゆー料理を教えて下さる時に必ず歴史も教えて下さいました。
戦時中はシベリアに行っていたのでロシアのことはよく聞かされました。
親父の話を聞きながら遠い外国の地を想像したもんでございます。


外国人である私達が、ロシアやウクライナの情勢につべこべと話は出来ません。
日本だって隣の国々から色々とやられていることに、歴史を知らないアメリカやヨーロッパの人達につべこべ言われたら『うるせー!』と言いたくなります、ハイ。
しかしながら、これだけは忘れちゃならないのが、戦争は必ず罪の無い人達が死ぬとゆうこと。
山本五十六、東郷平八郎、乃木希典、日本にも名将と呼ばれ祭り上げられている方々もいます。
それはそれで素晴らしい。
しかしながら、死んでいく殆どの人間は名も残らず惨めに朽ち果てていくのです。
これだけは忘れちゃなりません。



どうか、最後の最後まで、軍事力ではなく話し合いによる解決を努力していただきたい。

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