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Channel: 洋食『マーシュ亭』
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素晴らしいプレゼント

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『太陽』とゆう雑誌です。

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1999年1月号。
秋山徳蔵の特集です。
一緒に落語家が使う扇子もいただきました。
咄家さんは扇子を『風』なんて呼び方をします。


秋山徳蔵先生の話、料理のルセット、宮内庁大膳課の話など盛りだくさんです。
大変面白く、勉強になります。

料理は渡辺誠さんが再現されました。
宮内庁大膳課で秋山徳蔵先生に従事されていた人です。
当時の大膳課の話も沢山書いてあります。
本当に有り難い。
感謝です。

鶉のファルシー

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宮中晩餐会のセッティング

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鮎のチーズ焼き。
魚介と果物のアンクルート

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ホタテと芝エビのムースを詰めた舌平目、エビフライ添え。
秋山徳蔵先生の十八番です。

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スモークした鶏肉のジュレ。
ショーフロワですな。
皮付きの牛尾の煮込み。

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皮付きの牛尾なんて現代ではあり得ない。
毛の処理も大変です。
煮込んでから骨を抜き、中に鶏肉等を詰めて形を整え更に煮込みます。
皮付きだからこそ可能。
旨味、ゼラチン質ともに凄いと思います。
手間が半端じゃない。



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昭和天皇の朝食

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高森徳蔵(秋山徳蔵)は16才で西洋料理修行のため上京。
華族会館、精養軒、東洋軒で腕を磨いた。

当時の東洋軒の厨房

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薪のオーブンです。
フレンチトップ(プラック)ですな。
天井が高いのが分かります。
換気が無いので天井が低いと大変なことになる。


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大礼服姿の秋山徳蔵先生。
昭和7年44才。
胸には各国から贈られた勲章が輝いておりますな。


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戦後進駐軍が来た当時。
秋山徳蔵先生は必死になって天皇陛下を守る為に働かれた。
対日政策を好転させるために苦労した…。


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この他にも貴重な写真が盛りだくさんです。

有難うございました。





ディナーも頑張ります。

ハーブ豚のアスパラガス巻きフライ

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ピーマンの牛肉詰め

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