うちの場合は、ピクルスやコルニッションを使わずにケッパーを使います。
玉子は固茹で。
玉葱はスライスしてから塩揉み。
暫くしたら流水で洗って、しっかり絞って、その後包丁でみじん切り。
玉葱をスピードカッターで切らないでね。
必ず包丁で。
最初にみじん切りにすると面倒臭いです。
絞ってからみじん切りが楽チン♪。
あとは世界一ムマイ日本のマヨネーズ♪
マヨネーズが嫌いなんて輩は放っておきませう!
マヨネーズに失礼だ!
毎日忙しいです。
息つく暇もない感じ。
感謝しかありません。
毎日ゼロからスタートするのは確かに大変です。
でもね、だからお客様が来てくれるんだと思います。
自信を持ってお客様を迎えられます。
ムマイ料理は作れます。
でも本物はアタシにはわからない。
フランス料理の本物は、フランス人にしかわからない。
それは感覚的なものだから。
生まれた時からフランス料理を食べている人にしかわからない感覚があると思います。
日本も同じ。
日本の料理は、日本人にしか理解出来ない感覚があります。
それが大切なんです。
ガストロノミーの世界は自由。
それならば万国共通の美味しさがあるかも知れない。
それは現実とは違う世界。
ファンタジーであり、エンターテイメントである。
ディズニーランドと同じ。
平たい顔で金髪にして、シンデレラを演じても良いのです。
遊びでありファンタジーだから。
楽しければ良い。
驚きがあれば良い。
それはアタシの仕事じゃない。
伝統的な料理。
地方料理。
人々の日々の糧。
そこに必要なことは『型』だと思います。
大衆料理だからこそ、誰もが当たり前に知っている料理だからこそ、DNAにある感覚的な『型』が大切だと思います。
アタシにはフランス人やイタリー人の型がわからない。
いくら勉強してもわからない。
彼等のムマイは、必ずしも日本人のムマイとは同じではない。
なんちゃっては嫌だった。
そーゆーことです。
日本人が作る、日本人が感じる美味しさを追求したい。
日常の中に寄り添いたい。
それがアタシの仕事です。