変わらないもの

今夜のオススメ
『桜姫鶏股肉の赤ワイン煮込み』

1000円(税込)ｯｽ。


昨夜、友人との会話の中で『理想のフレンチレストラン』の話が出た。
もしも自分がフレンチレストランをやるならば…。
そんな夢物語を話してみた。

僕はフランス料理が大好きだ。
特に昔からある伝統的なオートキュイジーヌに憧れもあるし理想もある。

勘違いしないでいただきたいのだが、今の自分が作っている『日本の洋食』だって大好きだ。
自分が一番食べたい料理でもある。
毎日だって食べたい。

だからと言ってフランス料理が嫌いなわけではない。
『日本人の為の日常的なフランス料理を』
と、自分なりに試した十数年。
その結果たどり着いたのが洋食だっただけである。

ただ、もしもフランス料理のレストランをやるならば、昔からのオートキュイジーヌをやりたい。
普遍的に変わらない料理なんて無いとは思うけれど、ﾔﾊﾟｼクラシカルな料理が好きだ。
飾られた料理ではなく、長い手間暇をかけた結果『凛とした力強さ』のあるフランス料理を作ってみたい。
サービスも然り。
ピシッとした黒服のギャルソンがキビキビと動き、美しい内装やカトラリーの中で、お客様が心から楽しめるようなレストラン。
『優雅』とゆう言葉が似合うようなレストラン。
フォアグラのテリーヌ。
トリュフのパイ包み。
舌平目のシャンパン蒸し。
オマール海老のグラタン。
鴨や仔羊のロティ。
ジビエのアンクルート。
デザートは当然ながらワゴンサービス。
クレーブシュゼットやフランベだって楽しめる。
そんな夢のようなフレンチレストラン。
タイユバン、ジョルジュブラン、ボキューズ、トゥールダルジャン、ラセーヌみたいなレストラン。

もしも日本でフレンチレストランをやるならば、もうコテコテのフランス料理がいいね。
アルコールをふんだんに使った贅沢なソースをﾀﾌﾟｰﾘ惜しみ無く盛り付けて。


そんな話をしていると時間なんて忘れてしまう…♪