涼しくなってきたのでコックコートを着ました。
でもヤパシまだ暑い…
昨日は職人さんの話をしました。
職人さんって気難しい人も多いけれど、僕の知っている方々はみんな優しかった。
ぶっきらぼうで一見怖そうだけれど、実は優しい。
『めんどくせーな!』
なんて言いながら最終的にはキチンとやってくれる。
頼んでないのに
『扉の端にコレ付けといたから』
なんて言って知らぬ間に小さな取手をつけておいてくれる大工さんとか。
図面にはのらない細かな部分を経験から察してやってくれたり。
父親と職人さんのそんな会話ややり取りを見てきて『カッコいいなぁ』と感じてました。
毎日同じ仕事をしているわけじゃない。
食材も変わるし、体調だって毎日変わる。
当然ながらブレるときもあるし、不安定な部分は否定しません。
大手企業が作る安定性は僕らには難しい。
機械ではなく人間がやる仕事だから。
じゃ僕らの仕事の良さは何だろう?
そんな風に悩む時もあります。
でも多分それは『思いやり』とか『優しさ』とかだと思う。
ブレもするけど、ものすごく良い時もあったり。
本当はダメなんだけれど、でもそんな手仕事の不安定さを楽しんでもらえたら嬉しいですね。
手仕事ならではの温もり。
もしかしたら『甘えだよ』と叱られるかもしれないけれど。
でも料理って、本当は常に変わるものなんです。
変わらない方がおかしいワケでして。
毎日ブレブレ、フラフラですが、老骨にムチ打って本日も頑張ります。
宜しくお願いいたしますm(_ _)m
今日も肉詰めやります。